スマイルデザイン

喜怒哀楽様々な場面に際して、頬の張り具合、口唇の緊張度、口の開く量も異なります。多面的な方向から前歯の形状把握とデザインが必要です。

CADは3次元であるにも拘らず、歯科医の多くは2次元の顔貌写真を撮影し前歯の作製に際しての参考資料としておりました。しかし、顔貌をFACE スキャナーによって3次元的データとしてCADデザインに取り込み利用できるようになりました。

これにより、正中線や口唇の3次元的形状把握が容易になり、患者様の通院回数が減り、滞在時間も短縮され、製作物の審美性の向上に寄与しております。CADデザイナーには平面的顔貌写真の数百倍の情報が得られることになりました。さらに、2020年7月後半より3shape dental system との統合が容易になりました。

患者様の喜怒哀楽、瞬間的な様々な眉、眼、口元などの表情の変化を動的にスキャニングすると共に、デザインする補綴物の静的形態、静的咬合、なめらかな動的様態、動的咬合をも表現することに近づけていくことになろうと思います。

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